蛯沢稲荷神社

蛯沢稲荷神社(えびさわいなりじんじゃ)

御祭神倉稲魂命
鎮座地福島県南相馬市小高区蛯沢広畑206 MAP
社務所福島県南相馬市小高区蛯沢広畑206 MAP
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御朱印
由緒例祭及び祭典日 例祭 十月九日、初午祭 旧二月初年、大祓祭 六月三十日・十二月三十日
往昔、行方郡大原に鎮座冠嶺明神と称する。祠官大原将監は南朝に組し北畠顕家に従うが、北朝の相馬氏に攻められ冠嶺明神は炎上。大原父子は御神体と共に常陸の国行方郡海老沢に移り、世静まると川内村に移り、更に楢葉の波倉に移り、最後の現在地に隣接する角部内善光寺森に落着き、蛯澤稲荷と称したと伝えられる。
文政三年(1820)十月十三日仁孝天皇より正一位の神階宣下あり、よって勅宣社と称す。また、第二十一代藩主昌胤公以来、相馬累代の崇敬社となり、相馬藩主の尊信篤く、現存する雌雄の鶏が刻まれた一対の藁座は正徳二年(1712)十一月昌胤公が奉納した鳥居の藁座である。文政四年(1821)には相馬藩の紋章九曜を宮棟につけ、下馬札を社頭に掲げた。
明治五年郷社に、昭和三年八月二日県社に列せられる。昭和九年境内地を拡幅し社殿移転、昭和十六年神饌殿、神馬殿を増設、昭和二十六年絵馬殿新築、同三十八年本殿、幣殿、同四十五年拝殿を銅板葺にし現在に至る。
また、古くから漁業に携わる人々の崇敬厚く、奉納された「和船模型二隻(弁才船、鰹船)」と、漁業が盛んだった浦尻浜の明治初期の地引網漁の様子を描いた「浦尻浜両地引大漁之図」は、平成八年福島県の重要有形民俗文化財に指定された。